Little Ghost Web Site
スタッフ
代表 坂本悠
活動履歴
2005年9月 「Silver Strays」構想
2006年8月 「Silver Strays町のはずれの放浪者たち」草案
2008年1月 「Silver Strays月にかくれた想い人」草案
2008年8月 「Silver Strays①月にかくれた想い人」着手
2008年8月 「Silver Strays②町のはずれの放浪者たち」着手
2010年8月 「Silver Strays①月にかくれた想い人」完成
2011年8月 「Silver Strays②町のはずれの放浪者たち」完成
活動休止
2012年9月 「Silver Strays③最後の人魚の終わらない歌」着手
2014年8月 「Silver Strays③最後の人魚の終わらない歌」完成
活動休止
2015年9月 「Silver Strays④」着手
世界に散らばる銀の詩
ひとつの決断をするとき、その頬を静かに、涙がつたった。
まるで流れ星のように――。
世界には六つの国があり、それぞれに女神が創製した〈伝説の宝石〉のかけらが散らばっていた。
〈沙漠の花〉〈湖面の蝶〉〈荒城の月〉〈結晶〉〈光芒〉そして〈火の鳥〉――。
かつてひとつだったそのかけらを集めると、夢が叶うのだという。
月夜の晩に、沙漠の国が盗賊団〈鹿の角団〉によって蹂躙された。
そして、簒奪された宝石のかけら〈沙漠の花〉――盗賊団幹部ハーマンシュタインのもくろみは、〈伝説の宝石〉のかけらをすべて集結させることだった――。

詳細
草原の国のはずれに、古城の建つ丘があった。そこは諸人より「星のふる丘の月の城」と呼ばれていた。

かつて王国の発展に寄与したことで名誉貴族の称号を得た名うての商人ベノワが財宝をかくし、さまざまな罠をしかけて建築したその城は、時を経て、あるじが不在になって以降、積年の風雨と夜盗のしわざで廃墟と化していた。しかし、長い歳月をもってなお発見されていない宝物がひとつだけあった――〈伝説の宝石〉のかけら〈荒城の月〉である。

ベノワの遺した手記により、「月の裏側にかくされたかけら」をもとめて、盗賊団〈鹿の角団〉幹部ハーマンシュタインの刺客ザウターとティファナが古城をめざすなか、沙漠の国の生還者アルバート、ディレンツァそしてルイもまた、辺境の街をおとずれていた――。
主な登場人物
ベノワ 名誉貴族の豪商。<月の城>の施主。
ミシェル ベノワが恋慕した令嬢。
ブルーベック 巨人族の子ども。ローチの友人。
ローチ 病床の少女。
ハーマンシュタイン 盗賊団<鹿の角団>の幹部。
ザウター <鹿の角団>の剣士。
ティファナ <鹿の角団>の召喚士。
アルバート 沙漠の国の王子。
ディレンツ 沙漠の国の宮廷魔法使い。
ルイ 舞踏団<ルルベル>の踊り娘。

詳細
草原の国と王都を航路でむすぶ〈はずれの港町〉にて、内海から漂着した沈没船の船荷から、場末のギャング団の少年バドが〈伝説の宝石〉のかけら――〈湖面の蝶〉を発見する。

時をおなじくして、王都に向かうため乗船すべく〈鹿の角団〉のザウター、ティファナと、沙漠の国の一行アルバート、ディレンツァそしてルイたちが続々と港町へと集まってきていた――。

大望をいだき、幼馴染のトレヴァと故郷をとびだし、港町でギャング団に所属したバドだったが、堕落したギャング団リーダー・デュアンとその恋人メオラ、信用できない同僚のトミーとの関係に嫌気がさし、〈湖面の蝶〉を利用して、〈鹿の角団〉に取り入ろうとするが……。
主な登場人物
バド <湖面の蝶>を拾ったギャング団の少年。
トレヴァ ギャング団所属。バドの友人。
デュアン ギャング団のリーダー。
メオラ ギャング団所属。
トミー ギャング団所属。
ハーマンシュタイン 盗賊団<鹿の角団>の幹部。
ザウター <鹿の角団>の剣士。
ティファナ <鹿の角団>の召喚士。
ジェラルド 火の国の王子。
アルバート 沙漠の国の王子。
ディレンツァ 沙漠の国の宮廷魔法使い。
ルイ 舞踏団<ルルベル>の踊り娘。

詳細
〈魔導院〉の牧師マイニエリの依頼で「内海における船舶失踪および沈没事件」の調査隊に参加することになった魔法使いの少女パティと小ザルのモカは、王都枢機院の騎士バレンツエラ、ダグラス、ステファンとともに内海西岸の町――〈珊瑚礁の町〉にたどりつく。

内海東岸――草原の国の〈はずれの港町〉でくすぶっていた沙漠の国の一行アルバート、ディレンツァ、ルイもまた、外遊さなかの火の国の王子ジェラルドとその従者レナード、ベリシア、ウェルニック、モレロそして老船長マッコーネルの助力を得て、内海へと漕ぎだす。

おなじく王都をめざす盗賊団〈鹿の角団〉の刺客ザウター、ティファナも、狩人のごとくそのあとを追っていた。

深い霧につつまれた内海で、ルイたちは〈最後の人魚〉をめぐる謎にせまる――
主な登場人物
ニーナ 歌手。
エドバルド 音楽家。
マティス 最後の人魚。
マッコーネル <はずれの港町>の老船長。
ハーマンシュタイン 盗賊団<鹿の角団>の幹部。
ザウター <鹿の角団>の剣士。
ティファナ <鹿の角団>の召喚士。
ジェラルド 火の国の王子。
レナード/ベリシア ジェラルドの従者達。
モレロ ジェラルドの従者。まじない師。
ウェルニック ジェラルドの従者。修道士。
マイニエリ <魔導院>の長。牧師。
アルフォンス 吟唱詩人。
パティ <魔導院>の魔法使い。
モカ 小ザル。
バレンツエラ/ダグラス/ステファン 枢機院の騎士達。調査隊隊長。
アルバート 沙漠の国の王子。
ディレンツァ 沙漠の国の宮廷魔法使い。
ルイ 舞踏団<ルルベル>の踊り娘。
販売作品一覧
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月にかくれた想い人
1巻「月にかくれた想い人」
深い眠りについた星ふる丘の城に、さだめの月がゆれる夜。
孤独な巨人の子とやさしい少女のきずなが、哀しき城主の秘密と結ばれる。
永く短い夜をこえて、旅人たちがみつけるものは――。
600円 (税別)
――ブルーベックの真意はルイにはわからなかった。しかし、ブルーベックが遠く離れたところにいても、ローチの手をにぎりしめていることはわかった。
町のはずれの放浪者たち
2巻「町のはずれの放浪者たち」
太陽にあこがれる路地裏の少年。
友情にくたびれる友人たちのちいさな世界で、
気まぐれな宝石のかけらは、あらたな伝説をもたらすか――。
650円 (税別)
――トレヴァは目を閉じる。あのとき迎えにきてくれたのだから、今度はトレヴァがバドのもとにやってこなくてはならなかったのだ。
最後の人魚の終わらない歌
3巻「最後の人魚の終わらない歌」
過去に囚われた静かな海に、ひびきわたるだれかの歌は、
遠いところへ問いかける、人恋しさの夢語り。
奇蹟の魔法がもたらすものは、いつかどこかの千年旅人――。
700円 (税別)
――ジェラルドは口角をあげる。「理解できないことに屈してはいけない。大事なことほど伝達は難しいものだから」
お問い合わせ
大陸
王国は、建国王の中央集権体制にともなって、王都を中心とした5つの属国をともなって成立している。

5つの属国は火の国、沙漠の国、草原の国、水の国、雪の国と呼ばれ、それぞれが建国王一族の直系卑属によって統治されている。

強権的な開拓にともない軋轢も多い。利便性に富んだ特産品の産出エリアなど自治を認められた部族や地域も多少はあったが、ほとんどは建国王の女神信仰をいしずえとした立法の傘下として王国の直属地としてあつかわれることとなった(本文抜粋)。


西方
大海峡をへだてたさきに広がる管轄外の地域。謎につつまれている。
王都
諸人より「太陽の都」と賛美される(本文抜粋)
――建国王の王城を擁する首都。
国王を中心に、女神信仰をいしずえとする教会の思想のもと統制されている。
城下街は大陸最大で、商業文化の中心として栄えている。

白盾騎士団
国王軍。全員が陽光を模した白い盾をもっていることから白盾騎士団と呼ばれる。
枢機院
市政運営を担う機関。
王の桟橋
最大の港――軍港、商港、漁港などを兼ねた大規模な港街(本文抜粋)。

〈人物〉
マルサリス一世
建国の雄。100年まえに剣をかかげ国家樹立を宣言。巨人族の解放など武勲も多く、英雄譚も多い。伝説の宝石にも関わりをもっているといわれている。
マルサリス三世
現王。歴代国王は基本的に国民のまえにすがたをみせない。たまに公式の場にでても、幾重ものレースでかくされ、影しかみえないという(本文抜粋)。
クラウス
白盾騎士団団長。
フェルナンド
枢機院代表。
バレンツエラ
枢機院の騎士。短髪でこわもての30すぎの闘士然とした巨漢(本文抜粋)。
ダグラス
枢機院の騎士。髪を逆立てたお調子者っぽい青年(本文抜粋)。
ステファン
枢機院の騎士。クリーム色の長い髪をもち、修道女の妹をもつ。
アルフォンス
吟遊詩人。美しい吟唱を得意とする詩人で、無論その詩作も有名だが、私的な情報が非公開で、正体を知られていないために、伝説化しているところもあった~中略~性別がわからないことも幻惑的だし、もっと過当な噂としては「歳をとらない」という謎めいたものもあった(本文抜粋)。
沙漠の国
国土の大半を砂漠が占める辺境の国。ひざまずく者の山より流れる大河沿いに、建国王の叔父レヴァス伯爵が城郭都市を築くことで興した属国。雨季と乾季があり、城郭都市周辺では農業も盛んだが、東部の大砂丘には通商路としての町は少ない。点在するオアシスは時期によって出現場所が異なる。砂丘にかくれる部族など、土着の民族も多い。

風紋騎士団
国王軍。

〈人物〉
レヴァス四世
初代レヴァス伯爵の後継者となる副王。アルバートの実父。
セラ
王妃。アルバートの実母。
アルバート
嗣子。鹿の角団夜襲後、王族として唯一の生き残りとなる。
ディレンツァ
宮廷魔法使いにして宰相だった。魔導院から派遣された俊英。雪の国の出身で、特技はヴィオラをはじめとする器楽演奏。
火の国
建国王の従兄弟アーヴィン・バイアード両侯爵が剣と法で開拓した国土が最も広大な国。
多種多様な民族の混合地だったため、建国後も紛争が絶えない。
火の国は建国以降、ずっと議会と教団(火の鳥を信奉する団体)とのあいだで政治的主導権抗争があり~中略~さらに議会のなかでも保守派と革新派の不和があり、混乱に乗じた反乱軍の蜂起があり、部族対立の深刻化があるのだという(本文抜粋)。

黒馬騎士団
議会の率いる軍隊。
多島海
西海岸に広がる島嶼海域。かつては竜の、いまは海賊等の出没地になっている。島々には独自の文化があり、千差万別の特色がある。
巨人族の集落
ひさまずく者の山の一端にある村落。
巨人族
公用語と古代語を使用し、手先が器用で、なにより文字どおり巨大な体躯をもつ部族だった~中略~赤ん坊の頃は身長体重ともに一般的な人々とあまり大差はないのだが、なによりも成長率がちがっている。男女ともに一0歳あたりを起点にして急成長をはじめ、二0代を過ぎる頃には二メートルをこえる者も多く、王都の保管記録では一0メートルに達する巨漢も確認されていた(本文抜粋)
デヴィッド機巧工房
風変わりな発明家デヴィッドの工房。デヴィッドは火の国の出身者。

〈人物〉
アーヴィン五世
アーヴィン侯爵の後継者となる副王。ジェラルドの実父。
エリス
第一王女。アーヴィン侯爵の長女。
パトリック
嗣子。アーヴィン侯爵の長男。中央議会長。
ジェラルド
第二王子。継承権二位。国家平定の資金集めのため外遊している。
レナード
ジェラルドの従者。長髪をかためている。
ベリシア
ジェラルドの従者。切りそろえられた前髪をさわる癖がある。
モレロ
ジェラルドの従者。長髪を複数の束に結った複雑な髪型をしている小男。まじない師。
ウェルニック
ジェラルドの従者。筋骨隆々の修道士。酒癖がよくない。
マティカ
議会革新派の統率者。美貌の戦士。
草原の国
森と草原が国土の大半を占める建国王の叔父カークランド伯爵により開拓された新興国。
沃野がひろがるため移民が多く、街も増えてきている。開拓王カークランドの時世には、多くの開拓事業がなされた。森を切りひらき、街道を敷き、河辺に街を興し、それらをまた街道でつないだ(本文抜粋)。

碧帯騎士団
国王軍。傭兵団とも連携している。
沈まない月
この地方はいにしえの悪魔を封じこめた神聖魔法の影響で、月が通年で終日、沈むことなく空に浮かんでいる(本文抜粋)。
はずれの港町
内海をへだてて王都に向かう海路をもつ唯一の港町。

〈人物〉
カークランド三世
開拓王カークランド伯爵の後継者となる副王。
グレアム
歴代王の補佐を務める宰相。高齢。
ヴィクトル
宮廷音楽家。
ブルーベック
巨人族の少年。集落より逃亡してきた過去をもつ。
ローチ
原因不明の熱病にさいなまれる少女。
バド
英雄にあこがれる少年。腕力自慢。
トレヴァ
バドの幼なじみ。貴族の出自をもつ。
デュアン
ギャング団の統率者の青年。元貴族。
メオラ
デュアンの恋人。女優の夢をもっていた。
トミー
デュアンのギャング団に所属している。陰湿な少年。
水の国
湖沼地帯や山岳地帯、森林にめぐまれた豊かな国で、建国王の叔母ヘレンが統治した。
芸術家気質にあふれ、温和でロマンティックな風土のもと、音楽と夢の都を称した街づくりがおこなわれている。

銀の水差し
水の国の王女の発案にもとづくもので、恋人同士がそれぞれの部屋に水差しをかざり、恋焦がれる夜にアマリリスのラッパ状の花に耳をかたむけると、花弁から恋人の愛のささやきが聞こえてくるという夢想からうまれたもの(本文抜粋)。
花冠騎士団
女王軍。きらびやかな装備に身をつつんだ騎士団。
まぼろしの森
妖精たちがつどう森。

〈人物〉

ヘレナ
初代女王ヘレンの曽孫にして現副王。
フィオナ
美貌の王女。弓の名手。
雪の国
万年雪が積もる高山地帯に建国王の祖父ワイクリフ侯爵が着任した国。
過酷な風土から、女神信仰教会の権威が強く、他国からは流刑地として利用されていたり、被迫害者の居住区となったりした経緯もある。

斜光騎士団
国王軍。

〈人物〉
ワイクリフ五世
ワイクリフ侯爵の後継者となる副王。
魔導院
王都近隣の林に設けられた魔法使いの育成機関。
〈魔導院〉が創設された目的は「魔力をあるべき方向へとみちびく」というもので、この主旨を学ぶために多くの素質ある魔法使いのたまごたちが、施設より輩出されたすぐれた魔法使いの推薦状を持参して、この林へと集まってきている(本文抜粋)。

〈人物〉
マイニエリ
魔導院の代表。みずからを牧師と称する。齢一五0歳とも二00歳ともいわれる伝説の魔法使い~中略~建国以後マイニエリは歴代国王の補佐役をつとめており、民衆からの信頼も篤かった(本文抜粋)。自室に、まるで美術館なみに絵画があふれる展示の暗室(本文抜粋)がある。
パティ
魔法使い。数えで13歳になる女の子(本文抜粋)。動物に精神感応する特殊能力をもっているため、故郷の水の国の山岳地帯より招聘された。年頃なってもはにかみ屋で好きな異性にときめくといったこともなく、またどこか幼げな二重まぶたで童顔だったことから院生たちにはからかわれたりもしている(本文抜粋)。
モカ
マイニエリ師よりパティに与えられたテナガザルの仔。全身は基本うすい茶色の毛でおおわれているが顔周辺だけは白毛で、胴の長さは二〇センチほどだが手脚をのばすとその倍はありそうだった(本文抜粋)。
フリーダ
パティの同輩。料理の研究をしている女子。
セルウェイ
パティの先輩。情報通を気取る男子。
ストックデイル
パティの先輩。皮肉屋の男子。
シャトレ
パティの先輩。薬学の研究をしている。眼鏡をかけた学者肌の女性。
女神信仰教会
かつて世界をいにしえの悪魔より守った女神を至高の存在としてあがめ、その崇高なる精神を貴ぶことを目的として興された団体。本拠地は王都。
大司教から司祭、修道者にいたるまでの公職のほか、各都市に派遣された牧師などが所属している。
教育も推進し、学校の経営もおこなっている。
世界樹を信奉する一派もいる。世界樹は宇宙の誕生に連関をもつ所在不明の樹木で、思想や文化に深い影響をもち、多くの別名(宇宙樹、ときわ木、天空樹、天までとどく木、架空の樹、生命の樹、深く根ざす樹、均衡の樹 慈悲の樹 無極など)をもっている。

〈人物〉
フローリアン
大司教。
鹿の角団
大陸全土に網の目のように勢力をひろげている巨大な盗賊組織。総統をはじめとする複数の幹部と幹部が率いる頭目たちを筆頭に数多くの団員を抱えており、実力主義で、冷酷残忍な一面もあるが、全容は闇につつまれているものの、ときに王都とも対等に取引をするほどの国家規模の権威をもっている(本文抜粋)。
本拠地は王都にあるといわれている。

〈人物〉
ハーマンシュタイン
幹部。謎が多く、〈伝説の宝石騒乱〉の首魁。かつて、魔導院に所属していた。魔法具〈支配の冠〉をもち、そこに大幻獣〈土の獣〉を封じこめている。
ザウター
頭目。大剣をふるう剣士であり、幼少期にハーマンシュタインにより見いだされた。
ティファナ
頭目。召喚士であり、魔法具〈銀の鎖〉で猛獣をあやつり、同〈魔女の角笛〉で幻獣を召喚できる。二面性をもっており、ふだんのティファナは~中略~小動物のようなあどけなさをもちあわせているのだが、いったんスイッチが入ると殺戮さえ意に介さない戦慄の女王が顔をだすのである(本文抜粋)。
フィリージョー
頭目。偵察を生業とし、先遣隊長を務める。
舞踏団ルルベル
大陸全土を興行してまわる老舗舞踏団。音楽舞踏のほか、古典歌劇から現代創作劇まで奔放なスタイルで公演する。

〈人物〉
ルイ
踊り娘。入団間もなかったため遠征経験がなく、沙漠の国をおとずれたさい被災し、唯一の生き残りとなり、アルバートたちの従者となる。
伝説の宝石
「六つあるかけらのすべてを集めると夢が叶う」という伝説を秘めた宝石で、はじまりについてはだれも真相を知らない(本文抜粋)。
六つある宝石のかけらは六つの国に分散しており(本文抜粋)、それぞれ沙漠の花、荒城の月、湖面の蝶、光芒、結晶、火の鳥と呼ばれている。
形状は、高さ二0センチ、横幅一五センチほどの台座つき。台座はまるで樹の幹のようなざらついたものだったが、宝石はひとつの大きなしずく型で、よくみれば表面がダイヤモンド状に多面的に研磨されている(本文抜粋)。
建国王が中央集権をなしとげたさいにそれを利用したという主旨の古い詩が酒場などで歌われたりしているが、それ以後、一00年の歴史のなかではひとつに集まったことは一度もない。歴史の奔流のなかでそうなってしまった最大の要因は、宝石が六つのかけらとして世界じゅうに散らばっているせいだった。くわえて個々のあつかいはさまざまで、物によっては流動的だったため、個人から個人へと所有が動き、所在が不明なものもある(本文抜粋)。
幻獣
幻獣界の住人たち。
人間たちによって定義された区分だったが、この地上にいる生命や妖精たちを支配しているのが精霊王たる四大幻獣であり、そういった重層構造の最も高いところには、さらに古代の幻獣たちがいるのである。この世界の誕生を担ったといわれている超越者たちで、〈いにしえの幻獣〉とも呼ばれている(本文抜粋)。
四大幻獣はそれぞれ、風の王、土の獣、火の鳥、水の蛇と呼ばれている。
上位幻獣にいにしえのくじらがいる。

〈ティファナの召喚獣〉
ほっちゃんたち
幻虫ホタルたち。照明係。
うさみみちゃん
幻獣うさぎ。愛玩係。
ふくろう男爵
幻鳥ふくろう。飛行係。
シャチ先輩
幻獣シャチ。曳航係。
こうもり殿下たち
幻獣こうもりたち。祝祭係。
魔法
魔導院によって体系化された魔力を自在にあやつる特殊能力。先天的な能力の場合が多いが、稀に後天的に身につくこともあり、また能力が研鑽されていく者もいる。発端は世界樹と関係しているという説もある。
炎、氷、光といった自然現象を起こすものもあれば、動物の意思を感じとる、草花を効果的に成長させる、ものを封印するといった多様な利用法がある。
精神を集中させるために、古代語を利用する者もいれば、杖や手帳、鎖といった道具を使う者もいる。
まじない師
西方に端を発する特殊能力を有する部族の末裔のこと(本文抜粋)。
特殊能力は一見「変身能力」のようにみえるが、心の働きかけや自然現象を利用する魔力の作用とは根源的に異なり、一般的には「騙す」に近いといわれる。特殊能力によって、観る者の視神経や脳のほうにむしろ誤解が生じるような作用をもたらしている(本文抜粋)といわれる。
また、まじない師の能力は多岐にわたっており、暗殺者として暗躍したこともあるし、巨人族とおなじように少数民族だったために歴史上弾圧の対象になったこともある。大多数は西の果てに還っていった(本文抜粋)。
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